2020年春ドラマの視聴率№1を独走しているTBS系ドラマ「半沢直樹」
放送時は世界トレンド1位を獲得するなど、勢いが止まらない半沢直樹ですが、面白い理由は実話とリンクしているところにあると言われています。
今回は、半沢直樹のモデルをまとめました。

半沢直樹のモデルは実話だった?
TBS系ドラマ「半沢直樹」の見所といえば、大和田や伊佐山など歌舞伎役者が顔を大きく使う演技(顔芸)が話題ですが、内容も面白いのです。
半沢直樹は演技派俳優が勢ぞろいしているだけでなく、話にリアリティがあるので見入ってしまう人が続出しています。
そんな半沢直樹で出てくる企業や内容が実話と酷似しているのです。
半沢直樹のモデル:IT企業買収劇
引用:半沢直樹 公式HP
セカンドシーズンの半沢直樹では、第1話から第4話までIT企業買収に関する内容。
電脳雑技集団によるIT企業スパイラル買収をめぐり、半沢を中心に東京セントラル証券のメンバーがスパイラルを買収から救うべく奮闘します。
主な登場人物は、電脳雑技集団の平山夫妻とスパイラル(瀬名)・フォックス(郷田)。
電脳雑技集団はスパイラルを時間外取引で株式取得をし、筆頭株主になろうと企みます。
実際に2005年にライブドアが時間外取引でニッポン放送の筆頭株主になりました。
- 電脳雑技集団→ライブドア
- 平山社長→ホリエモン
一連の流れが似ていることから、第1話から第4話に出てくる電脳雑技集団のモデルはライブドア・平山社長はホリエモンだと言われています。
半沢直樹のモデル:帝国航空再建
引用:半沢直樹 公式HP
第5話から第2章がスタートしました。
電脳雑技集団の不正を暴いた半沢は、功績として東京中央銀行へ復帰することになりました。
復帰早々、東京中央銀行の肝いりである帝国航空の再建を任されて、半沢もヤル気満々。
ところが、国土交通大臣の白井亜希子が改革案として、帝国航空再生タスクフォースを立ち上げると発表しました。

改革案の内容は、帝国航空に債権を保有している銀行は一律7割の債権放棄を検討しているというもの。
このプランが実現してしまうと、帝国航空に多くの債権を保有している東京中央銀行が大損してしまうということで、一刻も早い再建を求められました。
第5話以降メインとなるのは、帝国航空と政府。
酷似した実話として、前原誠司議員が国土交通大臣時代に掲げた政策「JAL再生タスクフォース」です。
実話と当てはめると以下の通りになります。
- 帝国航空→JAL
- 進政党→民主党
- 的場内閣→鳩山内閣
- 箕部啓治→小沢一郎
- 白井亜希子→蓮舫+前原誠司
- 乃原正太(再生タスクフォースリーダー)
→高木新二郎 - 神谷厳夫(帝国航空社長)→西松遥
※今後も分かり次第、追記します。
JAL再生タスクフォースの際も債権放棄について協議され、90%の債権放棄を要求しました。(実際には87%)
半沢直樹では、政府が提案する債権放棄を食い止められるのかがカギになります。
実話にリンクした内容が視聴者の興味を惹きつけているのでしょう。