人気ジャンプ漫画「呪術廻戦」に登場する夏油傑(げとうすぐる)。
実は0巻で死亡しており、現在登場している夏油傑は偽物。
何者かが脳を支配しているのです。
元々呪術高専に通っていた夏油傑は、誰に脳を支配されているのでしょうか?
今回は夏油傑の正体について考察をまとめました。


【呪術廻戦】夏油傑は偽物?
呪術廻戦0巻を読んだ人からすれば夏油傑が登場するたびに「あれ?夏油傑って死んでなかった?」となったはず。
夏油傑が偽物であるとわかったのは「渋谷事変(9巻)」で判明します。
夏油傑の脳みそを何者かが支配し操っているので、夏油傑の意思で行動していないのです。
偽物の夏油傑は額に大きな縫いキズがあるのが特徴。
この大きな縫いキズが0巻での夏油傑には無いので、偽物だと言われています。
また一度死亡の描写があることから、なんらかの条件を飲んだ夏油傑は体を何者かに支配させたのでしょう。
【呪術廻戦】夏油傑の正体を考察してみた
夏油傑の脳みそを操る人物は一体誰なのでしょうか?
夏油傑の脳みそを乗っ取っている正体は、呪霊を下にみた発言を多くしているので、呪術師である可能性が高いです。
現在ネットでは、4つの説が上がっていたので詳しくみていきましょう。
- 【夏油傑の正体】考察①九十九由基
- 【夏油傑の正体】考察②加茂憲倫
- 【夏油傑の正体】考察③蘆屋貞綱
- 【夏油傑の正体】考察④すでに死亡した人物
【夏油傑の正体】考察①九十九由基
ネット上で意見が多かったのは、九十九由基(つくもゆき)であるという声です。
九十九由基は夏油傑の過去編に登場し、高専のやり方に疑問を持ち「呪霊そのものの発生を失くす」必要性を訴えていました。
また九十九由基は東堂葵をスカウトし呪術高専京都校に入学させていますが、優秀な呪術師発掘をしていました。
優秀な呪術師である夏油傑や五条悟とも接触しているところをみると、ずっと探していたのでしょうか?
九十九由基が脳みそを操れる能力があるとすれば・・
夏油傑の脳みそを操る正体と言えそうです。
九十九由基は夏油傑と同じ特級術師。
夏油傑は九十九由基の思想に影響を受け「呪術師以外を皆殺し」という思想が生まれました。
九十九由基は夏油傑の「呪術師以外を皆殺し」発言を笑いつつも、手っ取り早い方法としています。
夏油傑は九十九由基の思想に影響を受けているので、体を明け渡しても納得ですね。
【夏油傑の正体】考察②加茂憲倫
九十九由基と同じく偽物の夏油傑の正体として声があるのは、加茂憲倫説。
加茂憲倫は明治初期に活動していた呪術師で、「呪胎九相図」を生み出し御三家・加茂家の最大の汚点と言われた人物です。
加茂憲倫はたった1回しか登場していません。
偽物の夏油傑は「脳を入れ替えれば肉体を転々とできる術式」であると発言した場面があります。この発言で現在登場している夏油傑は偽物だとわかったのですが、過去にも肉体を転々としていたとも取れますね。
また五条悟を封印した際に「(解放時期は)100年・・いや1000年後かな」と発言していたので、夏油傑の脳みそを操る人物は遙か昔から肉体を入れ替わってきたのでしょう。
呪術廻戦では遙か昔に存在した人物として名が挙がっているのが「菅原道真」と「加茂憲倫」「蘆屋貞綱(あしやさだつな)」。
また「渋谷事変」の戦いの中で「最近の術師にしては」と発言しているのが、現代に生きる呪術師ではないと裏付けています。
加茂憲倫についてはまだまだ謎も多いので、今後明かされるのが楽しみですね。
【夏油傑の正体】考察③蘆屋貞綱
加茂憲倫より前に死亡した人物だとすると、蘆屋貞綱(あしやさだつな)という人物も候補にあがります。
蘆屋貞綱は、平安時代に門弟を守るために編み出した技「簡易領域」の産みの親です。
メカ丸と真人の一戦で偽物の夏油傑も簡易領域を使うことが明らかになりました。
簡易領域の産みの親というだけで関連性は一番薄いですが、仮に加茂憲倫より古くから生きていた人物だとすれば、一気に候補に挙がるでしょう。

【夏油傑の正体】考察④すでに死亡した人物
九十灸九十九由基や加茂憲倫以外に、すでに死亡した人物も候補として考えられます。
すでに死亡し行方不明者で正体不明の人物も怪しいですね。
そこで候補者を挙げてみました。
- 灰原雄
- 伏黒甚爾(禪院甚爾)
- 黒井美里
ただ、偽物の夏油傑が五条悟を封印する際に「私の目的には邪魔」と発言していたので、明確な目的があって何としてでも遂行したい計画を持っている必要があります。
上記で挙げた人物はそこまで強い信念を描写されてなかったので、候補としては可能性が低いでしょう。

【呪術廻戦】夏油傑の有力候補は加茂憲倫
偽物の夏油傑の正体は、加茂憲倫という説が最も有力でしょう。
加茂憲倫は御三家・加茂家の最大の汚点と言われています。
理由としては、自ら開いた寺院に呪霊の子を産む特異体質の女性を利用す、特級呪物にあたる「呪胎九相図」を生み出したから。
加茂憲倫について語られる場面は少ないですが、偽物の夏油傑が寺院で呪霊に憑りつかれた人を救う場面も描かれているので、関係ありそうです。
また加茂憲倫がなぜ「呪胎九相図」を生み出したのかも謎のまま・・
だとすれば目的も遂行できぬまま死んでしまった加茂憲倫は死にきれず彷徨っているうちに夏油傑の体にたどり着き、夏油傑の持つ呪術師としての能力を利用しようとしているのでは?
実際に「夏油の呪霊操術が欲しかった」と言っているので、可能性は高いですね。
※今後も進展があり次第、更新します。