発売から2ヵ月以上が経った今なお話題の「M 愛すべき人がいて」
テレビ番組などで特集が組まれるほど人気の本ですが、著者である小松成美さんはどんな人なのでしょうか?
小松成美って何者?
名前:小松成美
生年月日:1962年2月25日生
出身:神奈川県横浜市
学歴:日本大学藤沢高等学校
小松成美さんは、日本のノンフィクション作家でありながら、スポーツノンフィクションやインタビュアー・コラム・小説・テレビ朝日番組審議委員など幅広く活動しています。
幼いころから私は本を読むことが好きでした。ジャンルもさまざまでしたし、日本だけでなく海外の作品も興味のあるものを手当たり次第に読んでいました。なぜ本が好きだったのか。その物語を読んでいるときには、実際にはできない体験をすることができます。違う人生を垣間見ることができるからです。イマジネーションで時空を簡単に越えられることを知り、文字で書かれた「人間の可能性」にワクワクしていました。
当時、大学への偏見から進学を選ばず自分の興味あることに専念するタイプだったそうです。
高校卒業後は専門学校で広告を学び、1982年に毎日広告社へ入社しています。
小松成美さんは、生涯を賭けて情熱を注ぐ使命ある仕事がしたいと思い、執筆活動を開始します。
現在は、浜崎あゆみさんの暴露本のようなノンフィクション本やスポーツノンフィクション・著名人へのインタビューや小説などを執筆していました。
どんなに取材をたくさんし、本を出しても、「慣れる」ことはありません。相手の思いや人生を考え、その生き方や人生観に共感し、泣きながら執筆することもたびたびあります。取材をするとき、本を書くとき、その話を聞かせてくれたことに感謝し、「相手の人生を背負う覚悟が私にはあるのか」と常に客観的に、自分に問うています。」
インタビュアーとしての覚悟や信念を強く感じる言葉で、一つ一つの重さを感じました。
小松成美の旦那は?
小松成美さんは、既婚者で旦那さんはハンガリー人だそうです。
私の夫はハンガリー人なんですが、XのCDをかけているとクラシックを聴いているような気分になると言いますよ
と明かしていました。
現在までに旦那の職業や顔・年齢は非公開でした。
あゆの暴露本を執筆した理由

小松成美さんといえば浜崎あゆみさんの暴露本「M 愛すべき人がいて」ですね。
今なお話題で多くの芸能人なども紹介するノンフィクション本となりました。
このタイミングでなぜ執筆したのでしょうか?
浜崎あゆみさんがデビュー20周年を迎えました。平成の歌姫と呼ばれた彼女が令和になったわけですが、その時代にも歌い続けていく思いを何らかの形にしてファンの方たちに届けたいと思ったんです。
小松成美さんはインタビューで大切にしていることは、「人間と向き合う取材で人生を背負う覚悟を問い続ける」と明かしていました。
小松成美さんの使命ある仕事がしたいに繋がってくることでしょう。
小松成美がYOSHIKIにインタビュー

小松成美さんは、浜崎あゆみさんの暴露本である「M 愛すべき人がいて」の作者ですが、現在までに中田英寿さんやイチローさん・XJapanのYOSHIKIさんなど多くの著名人にインタビューしています。
2009年にYOSHIKIさんの暴露本を執筆している小松成美さん。
長年の取材をもとにYOSHIKIさんの半生を描いた書籍で、YOSHIKIさんの生い立ちやX JAPANの解散・hideさんの死・TOSHIさんとの確執から再会・そしてX JAPANの復活までを時系列でまとめているので、YOSHIKIさんの入門書のような一冊になっています。
私の仕事で最も大切な「取材」という行為は、ものすごくエゴイスティックなものだと思います。名刺1枚を交換しただけで、「あなたの人生をすべて話してください」というわけですから。だからこそ、絶対に礼節を失ってはいけないと思います。向き合う人間に対して自制心を持ち、礼儀をまっとうできるかを常に自分に問いかけ続けています。
相手の踏み込んではいけないものを知ること、自分との距離を意識すること、それが相手を知りたいという強い思いにつながるのだと思っています。
普段語らない話を小松成美さんだから話したくなる・聞いて欲しくなるそんな魂の叫びを小松成美さんは受け止め、本という形にしているのですね。
また一歩引いた視点からその人の人生を聞くことで、偏見なくありのままを表現できるのでしょう。
今後も多くのノンフィクション作品を世に送り出してくれることを楽しみにしましょう。