芦田愛菜さんが主演を務める映画「星の子」の完成報告イベントで、信じることについて発言し、内容に関して称賛の声が上がっています。
今回は、芦田愛菜さんの「信じる」について発言した内容やネットの反応をまとめました。
芦田愛菜の信じる全文
主演映画「星の子」完成報告イベント内で、「信じる」ことについて聞かれた芦田愛菜さん。
哲学者のような深い発言でしたので、全文みてみましょう。
『その人のことを信じようと思います』っていう言葉ってけっこう使うと思うんですけど、『それがどういう意味なんだろう』って考えたときに、その人自身を信じているのではなくて、『自分が理想とする、その人の人物像みたいなものに期待してしまっていることなのかな』と感じて。
だからこそ人は『裏切られた』とか、『期待していたのに』とか言うけれど、別にそれは、『その人が裏切った』とかいうわけではなくて、『その人の見えなかった部分が見えただけ』であって、その見えなかった部分が見えたときに『それもその人なんだ』と受け止められる、『揺るがない自分がいる』というのが『信じられることなのかな』って思ったんですけど。
でも、その揺るがない自分の軸を持つのは凄く難しいじゃないですか。
だからこそ人は『信じる』って口に出して、不安な自分がいるからこそ、成功した自分だったりとか、理想の人物像だったりにすがりたいんじゃないかと思いました。
「信じる」という質問に関して、聞いてる側にどんな風に伝えるか考えながら説明している姿勢がありますね。
とても16歳とは思えません。
イベント内の様子から、考えながら発言しているところをみるとあらかじめ用意された回答ではないと言われています。
年間100冊以上読破するという芦田愛菜さんですので、様々な知識を持ったうえで自分自身の言葉でしっかり伝えられるのでしょう。
芦田愛菜の信じるをスッキリで特集
芦田愛菜さんの信じることについて発言した内容は、日テレ系情報番組「スッキリ」で取り上げあられました。
MCの加藤浩次さんも「信じる」ことについて持論を展開。
揺らがない自分の軸を持つというのは自分を“信じる”ことだと思う。
そうすれば人への誹謗中傷や人から承認欲求を得ようとか、人を自分の考えで納得させようとかはなくなる。
エゴではなく、しっかり自分を信じていれば相手の意見も受け入れられるようになるってこと。
加藤浩次さんの意見に、コメンテーターとして参加するキャンベルさんは、「自分は常に揺れている」と発言。
自分を信じるというのは、人から見ると依怙地になってたり、凝り固まってたりする。
自分を信じる信じないという問題ではない。
自分は常に揺れる。
同じにはなれないけど人と常に同期しようとする。
それをどうやって埋めていくか(が大切)。
知識だったり、経験だったり、妥協であったり。
それが生きることだと彼女は見抜いた。
芦田愛菜さんが主演した映画「星の子」のキャッチコピーである「ちひろだけが、大好きな両親を信じた」というものから、芦田愛菜さんは主演するにあたり「信じる」ことについて深く考えたのでしょう。
芦田愛菜の信じる全文にネットの反応は?
芦田愛菜さんの「信じる」についてネットの反応を見てみましょう。
信じるとは? 芦田愛菜の言葉
達観してるよねぇ🤔
裏切られたとか期待していたとか言うけど、その人が裏切ったわけではなく、その人の見えなかった部分が見えただけ。見えなかった部分が見えたときに、それもその人なんだと受け止められることができる、揺るがない自分がいることが信じること— たるさぶ(たるっちゃ) (@tarusansub) October 14, 2020
信じるという言葉について芦田愛菜様からの深いお言葉
— ぽっぽ@二流 (@poppo_051) October 16, 2020
芦田愛菜ちゃんやっぱり賢いな〜その人の見えなかった部分が見えただけで、裏切られたわけじゃないし、自分でその人の理想像を勝手に作ってただけ…人を信じるって難しいな〜
— そら (@sho_hirano0612) October 15, 2020
芦田愛菜さん自身も人を信じた経験があり、その都度「自分がどんな風に感じたのか」言葉にしてきたからこそ、いき付いた発言だったのでしょう。