ロックバンドRADWIMPSの野田洋次郎さんが2020年7月16日にしたツイートがSNS上で炎上する事態となっています。
今回は、野田洋次郎さんが炎上した理由についてまとめました。
野田洋次郎の問題のツイートは?
野田洋次郎さんが炎上するきっかけとなったツイートはコチラです。

前も話したかもだけど大谷翔平選手や藤井聡太棋士や芦田愛菜さんみたいなお化け遺伝子を持つ人たちの配偶者はもう国家プロジェクトとして国が専門家を集めて選定するべきなんじゃないかと思ってる。
お父さんはそう思ってる。
#個人の見解です
野田洋次郎さんは「#個人の見解です」と挙げていますが、このツイートの内容が炎上する事態を招いています。
野田洋次郎が炎上した理由は?
なぜここまで炎上してしまったのでしょうか?
野田洋次郎さんの炎上理由には「優生思想的な発言」と「冗談で済ませようとした」という点が、きっかけなようです。
優生思想的な発言?

優生思想とは
身体的・精神的に秀でた能力を有する者の遺伝子を保護し、逆にこれらの能力に劣っている者の遺伝子を排除して、優秀な人類を後世に遺そうという思想のこと。
野田洋次郎さんのツイート内容を見てみると大谷翔平選手や藤井聡太棋士など角界で活躍する人たちを「お化け遺伝子を持つ人たち」と表現しています。
それぞれが努力して今の立場で活躍しているのですが、遺伝子と表現したことに引っ掛かる人が多いようです。
続けて「配偶者はもう国家プロジェクトとして国が専門家を集めて選定するべきなんじゃないかと思ってる」と投稿しています。
これらは、優生思想の秀でた遺伝子を保護し、劣っている遺伝子を排除という点に当てはまるというのです。
この2点が差別的な発言だと捉えた人が多く、炎上するきっかけになりました。
冗談で済ませようとした
続けて同日に、「冗談で言った」ことを追記すると、この投稿がさらに炎上する事態を招いています。
どんな思想を持っても良いですが、思想に関して冗談で済まそうとした軽はずみな言動に、SNSでは今なお炎上しています。
野田洋次郎の炎上にネットの声は?
今回の野田洋次郎さんの発言にネットの声を見てみましょう。
野田洋次郎はときどき「その考え方は中学生の時に卒業しとけよ」って発言で炎上してしまうので頭抱えてしまう。
— じゅぺ (@silverlinings63) July 25, 2020
野田洋次郎の例のTweetに対するリプの中で「人間は黒毛和牛じゃないんだよ」はなかなか秀逸やと思った。
— 大久保 賢一 (@kenichi_ohkubo) July 25, 2020
野田洋次郎さんの直球優生思想ツイートが流れてきて、そのお考えがまかり通るのは愛も恋も否定される世界だけど、お仕事柄大丈夫ですかと心配になった
— ぬえ (@yosinotennin) July 24, 2020
「25コ目の染色体」「五月の蠅」「前前前世」など”たとえ姿形が変わろうとも継承される何か”に対する強烈な執着から明らかなように、野田洋次郎は重度の遺伝子フェチ。当然それは容易く優生思想と手を組むけれど、「遺伝子レベルで君が好き」というラブソングをずっと歌ってきた人だからさもありなん。
— clark (@since_i_left_U) July 25, 2020
野田洋次郎氏の発言で何がキツいって実際の人名挙げてることなんだよな。
藤井棋聖や芦田さんは決してキャラクターではなく人間なのでパートナーがいる可能性も普通にあるし、有名人からこういう発言が出てくると本人もパートナーもしんどくないですか……— Vitya(ryo-a) /d-pnd (@geo_vitya) July 25, 2020
差別的にとらえた人が多く、「まったく理解できない」「冗談で言ってはいけない」など声が見られます。
もちろん思想を持つことは自由なのですが、野田洋次郎さんのような影響力ある人が実名まで出して発言したことに、心配の声が上がっていました。
また野田洋次郎さんが実名で挙げた人たちは、努力ではなく遺伝子レベルという部分を捉えてしまった人が多く、炎上してしまったようです。