連日報道されているチュートリアルの徳井義実さんの申告漏れ等を指摘された問題。
ついに活動自粛が発表されました。
今回は、徳井義実さんの活動自粛までの経緯をまとめました。
徳井義実が申告漏れ&所得隠し
2019年10月23日の夜、突如世間をザワつかせたチュートリアル徳井の所得隠しなどの申告漏れ問題。
イメージが正統派だっただけあって多くのバッシングを受けました。
東京国税局の指摘によると、
徳井義実さんは、個人が設立した会社「株式会社チューリップ」が7年に渡って無申告で、およそ1億円の申告漏れと経費として認められない旅費や洋服代など合わせて2000万円以上の所得隠しをしているという内容でした。
時系列に沿ってみてみましょう。
- 2009年に株式会社チューリップを設立
→社会保険未加入/決算期3月 - 2010~2012年の3年間、期限内に申告せず後日3年分一気に納税
- 2013~2015年の3年間、再び期限内に申告せず後日3年分一気に納税
- 2013~2015年の3年分を申告したものの、再三手続きを怠ったので2016年に銀行預金の差し押さえを受けました。
- 度重なる申告漏れと未納が続き2018年に国税局の税務調査が入り2016~2018年の3年間無申告を指摘されました。
同時に2012~2015年において経費として計上していた旅費と衣服代が経費として認められず、所得隠しが疑われました。
既に修正申告と納税を済ませているとはいえ、金額が金額だけに「悪質だ!」との声が今なお挙がっています。
新事実!社会保険料も払っていなかった!
吉本工業が明かした新事実によると、2009年に会社設立以降、社会保険の加入手続きをしていなかったのです。
つまり社会保険料まで支払っていなかったそうです。
徳井義実はなぜ個人会社を設立したの?
徳井義実さんは吉本興業の人間ですが、給与をわざわざ個人会社を経由して受け取っていたことが判明しました。
なぜ個人会社を経由しているかというと、ずばり節税対策でしょう。
仕事量の多い徳井義実さんの状況をみて多くの芸能界の先輩から個人会社を設立したほうが良いとアドバイスを受けたのでしょう。
会社を立ち上げてから1度も申告していなかったという事実は誰が聞いてもあり得ないというでしょう。
徳井義実このまま引退か?
連日、報道されるたびに引退が囁かれています。
2018年までの7年間もの間、無申告というのは悪意しか感じません。
納税しなければならないというのも絶対分かっていたはずです。
全て納付は済ませているとはいえ、イメージに傷がつきました。
徳井義実さんは、
あらためて納税に対する意識、仕事のこと、自分自身のこと、しっかりと見つめ直していきたいと思っております
と、コメントしていました。
納税しなかったことに関しても、
「やります、やりますというのが、1日延び、1週間延び、1カ月延びという状態で3年たってしまったと。(それ以前はしっかり申告していた?)2018年までの3年間、無申告であったというところで、国税の方から、お叱りを受けまして、3年前に何か大きな変化があって、先延ばしになっていたというわけでは本当になくて、明確な理由があれば、素直にお話しするんですけれども…。理由を言うとすれば、本当にルーズだったというしかなくて、もう甘さ、怠慢がすべてだと思います」
ついに徳井義実さんが活動自粛を発表しました。
テレビで見ない日はないくらい売れっ子なので、影響は大きくなりそうですね。
以下、徳井義実さんの活動自粛に関するコメントです。
この度は、私の税金に関する問題において、世間の皆様・関係者の皆様に大変なご迷惑をかけ、不信感を与えてしまい誠に申し訳ございません。
私自身深く反省し、当面の間、芸能活動を自粛させていただくことになりました。
これからは改めて納税に対する意識・仕事の事・自分自身の事しっかり見つめなおしていきたいと思っています。
お金にルーズな人はもう一度犯すと思います。
信じられないくらいだらしない人だなという印象を受けた人がほとんどでしょう。
今後徳井義実さんがメディアに出るたび、悪質な申告漏れは頭をよぎります。
ほとぼりが冷めるまで活動を自粛しても居場所はなくなっているでしょう。
実質の芸能界引退になりそうですね。