2020年8月から放送が開始されている日テレ系ドラマ「私たちはどうかしている」通称わたどう。
浜辺美波さんと横浜流星さんのラブシーンも話題ですが、誰が先代を殺したのかも注目されています。
原作は同名漫画で現在も連載が続いている作品なので、誰も犯人がわかりません。
ただネットの考察をみていると、複数人候補者が見つかったので、わたどうの犯人を考察してみました。
わたどう犯人考察まとめ
ドラマの原作は、安藤なつみさんの同名漫画で現在も連載されている人気作品です。
老舗和菓子屋「光月庵」の先代当主(鈴木伸之)を殺害した容疑で逮捕された花岡七桜の母。
実の母親を容疑者に仕立てられた花岡七桜が、母親の汚名を晴らすために老舗和菓子屋「光月庵」の嫁として潜入する物語りです。
ストーリー全体で、先代を殺害した犯人を花岡七桜が探し出す・・といった内容ですが、一体誰が殺害したのか視聴者としては気になるところですよね。
ネットの考察と原作から考察してみました。
犯人考察①女将
もっとも多くの意見があったのが、椿の母である女将が殺害したのでは?といった声です。
女将が犯人だという理由は以下の内容になります。
- 原作で七桜が証拠を突き付けるも否定が怪しい
- 先代の血を引くのは七桜であることを知り、妬み
- 七桜の母が憎かったのでは?
ただ、現在まで発売されている原作漫画によると、花岡七桜が女将が犯人である証拠を突き止めたところ、アリバイがあることが発覚しています。
女将のアリバイというのが「椿と一緒に添い寝していた」というもの。
犯人考察②椿
そこで疑われるのが、先代の第一発見者である椿。
先代の息子として育てられている椿ですが、実は女将が他の男性(のちに多喜川薫(山崎育三郎)の父だと判明)との間の子供だと言われています。
女将は先代との子供と主張しますが、大旦那(佐野史郎)は認めていません。
大旦那は多喜川との間に出来た子供と知っていたのでしょう。
さらに、先代が血まみれで倒れている横で手を真っ赤に染めた椿が立っていたことから、花岡七桜としては椿が怪しいのです。
犯人考察③職人が怪しい
ドラマ第2話のラストシーンで、女将が誰かに花岡七桜の素性を探らせていました。
顔は写っていませんでしたが、職人服が写っていたことから「光月庵に勤める職人が女将と繋がっている?」と言われています。
そこで、光月庵に勤める職人で怪しい人物を見てみましょう。
(1)富岡勝
富岡勝は光月庵に来て10年のベテラン和菓子職人です。
職人歴は30年で、女将の命令で花岡七桜に嫌がらせをします。
ですが、椿の策略に負けて女将からも見捨てられたので、古株の職人ですが内通者の候補から外れますね。
(2)山口耕一
光月庵で一番古い和菓子職人である山口耕一。
穏やかで寡黙な一面がありますが、言葉数が少ない分ミステリアスな印象を受けます。
長年光月庵で働き、椿を見守っていた人物であるので、なにかあるかもしれませんね。
(3)城島裕介
第2話で花岡七桜と意気投合した城島裕介。
素直で明るい性格から花岡七桜も唯一心を許せる存在ですが、怪しい言動がいくつか見られました。
城島裕介は実家が「しまや」という和菓子屋であることを明かします。
光月庵で修行している身ですが、女将と繋がっていた!と明かされています。
原作で明かされたエピソードによると、城島裕介の実家「しまや」は既に多額の借金で潰れています。
そして城島裕介自身も毎日あんこ作りをする両親が嫌いでした。
しかしあることがきっかけで和菓子職人を目指すのですが、経営難に陥っていた「しまや」は椿の策略により潰れてしまったのです。
ただ椿の策略と思われていましたが、計画し実行したのは女将。
光月庵を守るために和菓子屋を一つ潰すとは、恐ろしいですね。
その後椿と和解した城島裕介は、光月庵で和菓子職人として働き続けます。
原作の段階では、「しまや」と先代との間にトラブルがあったような描写がないので、椿に恨みを持ちつつも先代を殺害に関わっていないようです。
→ドラマ版では、しまやの存在・過去が明らかになりつつも光月庵の職人として生きていくことを選んでいました。
犯人考察④自殺説
ネットの考察では、先代が自ら命を絶った説もありました。
桜の母親と結ばれず気を病んでしまったのでしょうか?
先代は心優しく真面目な性格で和菓子職人としても優秀だと言われていました。
心を病んで自殺したのでは?といった声もありますが、ドラマの相関図に「何者かに刺されて亡くなった」と記載があったので、自殺説の可能性は低いでしょう。
わたどうの犯人は多喜川だった!
2020年9月30日放送の最終話で、ついに犯人が明らかになりました。
なんと、山崎育三郎さん演じる多喜川薫。
椿の異母兄弟である多喜川さんが、光月庵の先代当主・高月樹を殺害したことを明かしました。
動機は、多喜川の父親と不倫する光月庵の女将が許せなかったから。
家庭がバラバラになった原因は、女将と父親の不倫。
その原因を作った女将を殺害しに光月庵を訪れます。
しかし光月庵の当主・高月樹と鉢合わせし、誤って殺害。
実は刺された直後、女将が発見し高月樹は生きていましたが、自ら死を選びます。
最後に発した言葉は、「ゆりこ・・」(七桜の母親の名前)
女将は納得できず、七桜の母親に罪を被せることに・・
多喜川は女将のせいで家庭が崩壊し、光月庵から女将を追い出さない限り「七桜が光月庵に戻れない」と感じ、協力していたのです。
女将は光月庵の当主と七桜の母に罪を被せることに成功し満足していましたが、多喜川は女将への恨みが一向に押さえられなかったことが、今回の事件に発展したのでしょう。
わたどう犯人考察まとめ
ネットの考察や原作から犯人を予想した段階では、15年前の殺人事件当時、光月庵にいた人物が疑わしいでしょう。
関係あるのは、女将・椿・富岡勝・山口耕一が怪しいですね。
山口耕一に関しては、実は椿の本当の父親では・・?という声まで・・!
椿や光月庵に関わる人たちは、謎多き部分があるので今後の展開が楽しみですね。